外資系に向いていない人!3つの特徴

この記事では、外資系ITへの就職や転職を検討している方向けに、「こんな人は外資系に向いていないかも・・」というテーマで、私の考えをお伝えします。

もし、「自分がこれらの特徴に当てはまっている」と思ってしまった場合、就職や転職は慎重に考えて頂くか、それを分かった上で「自分を変える!」という強い意思を持って業界へのチャレンジをして欲しいです。

目次

こんなタイプは向いていない

外資系は、オープンで自由な社風が特徴で、慣れれば最高に居心地の良い環境です。

一方で、実力主義で成果に対してドライな側面もあり、環境に適応出来ない人は、入った後に苦しい思いをするかもしれません。

私が考える「こんな人は苦労する。3つのタイプ」をお伝えします。

魚の釣り方教えてくん

これはどういうことかと言うと、細かい仕事の指示が無いと落ち着かない、というタイプの人です。

別の言い方をすれば、主体性が無い、自分の意志が弱い人です。

外資系では、個人の裁量権が大きく、仕事の大部分は現場に任せられます。

仕事の目標は与えられますが、そのやり方は個人が自由にやっていいというような文化です。

魚釣りで例えると、「魚を今月中に100匹釣って」という目標だけ与えられて、竿なのか網なのか船を使うのかといった魚の釣り方は任せられるというイメージです。

「魚の釣り方」は自分で考えて好きなように実行して!という感じなので、このような環境で「魚の釣り方」を細かく教えて欲しい!と思うようなタイプは苦しい思いをします。

私は、かつての職場で、「誰もやり方を教えてくれない」「細かい指示がないからどうやったらわからない」といつも愚痴をこぼしている同僚と出会ったことがあります。

本来であれば、「やり方は自分で考えるもの」「それでもわからなければ自分で積極的に周りの人に聞くもの」というのが、求められる仕事の姿勢ですが、受け身で指示を受けることになれている人は自分を変えるのが難しいようです。

その方は1年くらい会社にいましたが、いつの間にか、人知れず会社を去っていきました。。

もちろん、仕事のやり方がわからなければ、周囲や周りの人に相談すれば助けてくれますが、それも、自分の主体性があってこそです。単なる、「教えて教えてくん」は誰も相手にしてくれません。

このように受け身、消極的な姿勢の人は外資系には向いていないと言えます。

一方で、このような、仕事のやり方が個人の裁量に委ねられる状況で「よし!自分の好きなようにやっていいんだ!」と燃えるタイプの人はとても最適な環境だと言えますね。

ガラスのハートさん

これは、他人からどう思われてるかを気にしすぎる繊細な人です。

他の人の発言についてアレコレ考えてしまう人、人の目を気にして思ったことを言えない人は、居心地の悪い思いをするかもしれません。

外資系では「ストレートに自分の意見を言うこと」が良しとされます。

たとえ、相手と意見が違っていたとしても「議論の中で意見を戦わせる」というカルチャーです。

そして、その中でときにはケンカに近い議論になったとしても、それは仕事の中だけの話で、本当に相手を嫌っていたり憎んでいるわけではありませんし、「相手が何を言ったか」は誰も、大して気にしていません。

特にこの点、外国人の割り切りはすごいなと感じるのですが、仕事中にバチバチの議論をしてケンカ寸前までいったとしても、打ち合わせが終わった瞬間に「さて、飲みに行こうか」となる切り替えの早さがあります。

「仕事と割り切って」自分の思ったことをストレートに言うことは、外資系では重要な行動姿勢です。

この辺りは日系大企業の「気遣いや忖度が重視されるカルチャー」とは真逆ですよね。

日系企業では上司の意見に反対すると反感を買うことも多いですが、外資系の場合は、時には上司に対しても思ったことをストレートに言ったほうがいいんです。

このような社風がある中で「これを言ったら相手がどう思うかな、、」とか「あの人、私のことが嫌いなのかな」とか、イチイチ周りの目を気にしていたら身が持ちません。

周りからの評価を気にしすぎると、結果として「思ったことが発言できない」「周りに意見を合わせるだけ」という形になってしまい、皮肉なことに、逆に周りからの評価を下げてしまう。という結果になってしまうのです。

逆に、「自分は自分」「周りの目を気にしない」というタイプの人は、自由にのびのびと自分の意見を発信し、それに大してオープンなフィードバックを受けることができるため、外資系に向いていると言えます。

石橋叩いて壊すくん

これは保守的でリスクに過敏すぎる人です。

慎重な人のことを「石橋を叩いて渡る」と表現したりしますが、心配のあまり石橋を叩きすぎて壊してしまうようなタイプは外資系に不向きです。

外資系では仕事のスピードがかなり早いです。多少、うまくいくかわからないことであっても「とりあえずやってみる」というカルチャーがあります。

なので、やる前からリスクを気にしてアレコレ考えてアクションできない人は、居心地の悪い思いをすると思います。

また、石橋を叩いて壊すようなタイプは、環境の変化に対して素早く反応できない傾向があります。

外資系は、特に日系大企業と比べると変化が早いです。

例えば「社内の組織やルールがコロコロ変わる」「突然、上司が変わったり部署がなくなったり」することも日常茶飯事です。

このような目まぐるしい嵐のような状況の中で、慎重すぎるタイプはとても苦労します。

実際に、私がかつて所属していた会社で、「年明けの組織変更で部署がなくなる」という発表があったのですが、リスクに敏感な人は「どうしよう、どうしよう」とうろたえてしまい、メンタルをやられてしまっていましたね。。

このような状況になったとしても「まあなんとかなる」とドンと大きく構えた上で、「だったら社内で異動の道を探そう」とか「転職を検討しよう」とか、冷静に自分ができることを素早く行動に移せる人が外資系に長く生き残れる人なんです。

外資に入って自分を変える!

ここまで読んで頂いて、何となく「外資系に向いていない人」の特徴を分かって頂けたのではないかと思います。

全体的に、受け身、繊細、保守的、このようなタイプの方は外資系に行くと苦労すると言えます。

ただ、ここでお伝えしておきたいのは、自分がこのようなタイプだからといって、絶対に外資系で活躍できない!というわけではありません

何を隠そう、私自身も、外資系に転職する前は、このうちのいくつかに当てはまる性格でした。

ですので、最初に転職したばかりの頃はとても苦労したんですが、外資で長く働くうちに徐々に、性格が変わって行き、今では外資系のカルチャーがとても大好きになりました。

そういう意味では、「今の保守的な自分を変えたい!」とか「もっとアグレッシブになりたい!」とか「自分を変えたい!」と思っている人が、強制的に環境を変えるために外資系に転職する!というのはオススメであると言えます。

最初は苦労するかもしれませんが、2−3年も働けば、大きく自分が変わっていくことを実感すると思います!

ぜひ、自分を変えたい!と強く思っている人こそ、外資系企業の門を叩いて欲しいと思います。

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