外資系IT企業をオススメする4つの理由【就職・転職】

この記事では、外資系IT業界で10年以上、キャリアを積んできた私の経験を元に、就活生や転職希望者に向けて、「外資系IT企業をオススメする理由」を4つのポイントからお伝えします。

ぜひ多くの方にこの業界にチャレンジして頂き、業界全体が盛り上がってくれると良いな!と思っています。

Youtubeで同じ内容を動画投稿していますので、併せてご覧ください!

目次

外資系IT業界とは

初めに、今回取り上げる、外資系IT業界とは「どんな企業のことを指すのか?」下記に、代表的な企業を記載しておきます。

・Google
・Amazon (AWS)
・Microsoft
・IBM
・SAP
・Salesforce
・Adobe
・HP
・Dell
・Cisco
・Vmware

ここに書いた会社はいずれも大企業であり、その他にも数多くの先進企業、スタートアップ企業が存在しています。これらの、「グローバルIT企業の日本法人」を対象としています。

もちろん会社によって事業内容や社風に違いはありますが、同じ業界として共通する部分も多いです。今回紹介する業界の魅力は大体どの会社であっても当てはまるものだと思います。

魅力① 短時間・高収入

一つ目の魅力は、「短時間・高収入」です。

何だか怪しいバイトのキャッチコピーっぽくなってますが笑。短時間、と言い切るのは少し極端かかな?と思うものの、外資系IT企業は、「その収入の高さの割には、労働時間がそこまで長時間ではない」とてもコスパが良い業界であると言えます。

特にこの業界、営業の給料が高く、20代で1000万越え、30代で2000万を超える人もザラにいるという世界です。

しかも、外資コンサルや広告代理店のように、連日深夜まで働く、ということがあまり無く、高収入の他業界に比べると労働時間が短い傾向があります。

そのようなことが可能である最も大きな理由は、外資系IT企業の「利益率の高さ」にあります。

あらかじめ開発されたソフトやサービスの販売に特化しており、どの企業も利益率が非常に高く、ビジネスモデルとして、人の労力をかけずに利益を上げる仕組みがすでにできあがっているのです。

例えば、どなたにでも馴染みがあるであろう、Microsoftの365 (旧office365)。Word、Excel、メールやカレンダーといったソフトがありますが、一度開発したら、車や日用品等と違い製造原価はほぼゼロ。しかも価格もそれなりに高く、売れば売るほど利益があがる。しかも今はユーザーが使い続ける限り、毎年、費用が発生する「サブスクリプションモデル」で安定した収益を得ています。

このように外資系IT企業の多くは「楽して儲かる仕組み」を持っています。それに比べて、コンサル、広告代理店、総合商社といった、「人の労働力で価値を生み出す業界」は、自然と労働時間は長くなる傾向があります。

このようなビジネスモデルの違いから見ても、外資系IT業界は働き手から見るとコスパの良い業界であるといえるのです。

もちろん、会社や部署によっては常に激務というケースもありますが、それでも収入と比較した労働時間は全体的に短い方ではないかと思います。

実際に外コンからワークライフバランスを求めて、外資ITベンダーに転職してくる人の例も見受けられます。

魅力② キャリアの安定性

外資系IT業界でキャリアを作っていくことは、安定した仕事人生を送る上で武器になります。

「会社にしがみつく」タイプの従来の安定ではなく、「自分の力をつけて」安定を獲得する。これからの時代に求められる力を得ることが出来ます。

まず業界を取り巻く現状として、世界的に見てもIT業界は右肩上がりの成長産業です。業界として成長しているということは、「会社の数が多く、雇用機会も多い」ということです。

数多くのグローバルIT企業が日本でも順調に成長しいて、どの企業でも人材を求めており、求人の数が多い。にもかかわらず、IT業界は常に人材不足なんですね。どの会社でもいつもあらゆる職種で人を募集しており、業界経験者の市場価値は高いです。

実際に、中途採用の給与相場は、他の業界と比べても非常に高くなっています。

外資系IT企業でキャリアを作れば、「仕事が見つからない」というリスクはほとんど無いでしょう。

一方、外資系といえば、簡単にクビになるのではないか?と言われることがありますが、日本の法律で雇用されている以上、結果が出なかったからと言って「すぐ切られてしまう」という心配はありません。 

たしかに、成果が長い間でないと、居場所がなくなってしまう。というケースはあります。しかし、その場合でも転職先に困ることはほとんどありません。

実際に、身近で転職先が決まらなくて職を失った人を一度も見たことがありません。

たとえ、ある会社でうまく行かなくても、転職によって次のチャンスがあると言う意味での安定性はかなりのものだと思います。

なお、「英語が出来ないと難しいのではないか?」という不安も聞かれますが、話せなくても何とかなります。

もちろん出来た方が望ましいですが、同僚はほぼ日本人、かつ日本のお客様向けにビジネスをしている以上、コミュニケーションも日本語が中心です。

営業系だと、英語が全く出来ない、という人も普通にいたりします。読み書きはできた方が、入ってからはラクですが、「英語出来ないと入社できないのか?」というと全くそんなことはありません。

そして、キャリアの安定性と意味では、「年齢を重ねても長く活躍できる」という点もあげることができます。

外資系のIT業界は、日本のITベンチャーなどと違って平均年齢が高く、たとえ管理職でなくても40代、50代でも主力として活躍できる業界です。というのも、この業界は法人向けのビジネスを主力としていて、企業の役員や部長クラスを相手に提案や交渉をするため、豊富なビジネス経験が求められるからです。

もちろん、若手のうちから活躍することも可能ですし、キャリアを重ねた後はその経験を生かして仕事をすることが出来ます。

魅力③ 自由な働き方

ここでの「自由」というのはいくつかの意味があります。まず一つわかりやすい話として、働く時間や場所に縛られない、という点があげられます。

多くの外資系IT企業は、「裁量労働」となっており、内勤の一部の職種を除いて、勤務時間や、働く場所については自由度が高いケースが多いです。

拘束時間が少なく、同僚の働き方についてもほとんど干渉しない雰囲気があります。プライベートの予定も調整しやすく、自分で予定をコントロールすることができます。

また、会社都合の異動や転勤がほとんどない点も人によっては魅力になるかもしれません。日本企業の定期異動のように、強制的な人事異動や転勤はほぼありません。

オフィスが東京のみという会社も多く、たとえ地方にあっても現地採用が基本だったりするため、いわゆる「地方に飛ばされる」といった人事はありません。

生活を安定させながら働きたい、家族がいて単身赴任を避けたい、という人には安心して働ける環境になります。

そして、自由なキャリア選択が可能という点も魅力になります。

社内に「公募制度」があり、空いているポジションがあれば応募をして異動することができ、自分で仕事を選んでキャリアを作るという考え方が浸透しています。

また、現場のプロとしてのキャリア形成も目指しやすいです、日本の大企業のように、「管理職=成功」という価値観はそこまで強くなく、現場の営業でマネージャーより稼ぐ人もいますし、技術のプロとして会社で存在感を出しながら活躍し続ける人もいます。

最後に、「転職が非常に簡単になる」ということも、自由を考える上で重要なポイントです。

外資系では、業界の中での転職が当たり前のため、たとえ、仕事が辛い、会社を辞めたいとなってしまっても、転職して環境を変えるということが容易です。

むやみに転職をすればいいと言うものではないですが、一つの会社にこだわらずに働く場所を選べることは、精神的には大きな自由であると言えます

魅力④ 成長とスキルアップ

特に若手の方が、仕事での成長とスキルアップを目指す上でも、この業界は魅力的です。

まず、この業界で働くことで「専門性のあるスキル」が身につきます。

先端テクノロジーを扱うIT業界は、どんな職種であっても専門性が求められるため、転職市場でも高く評価されます。少なくとも同じ業界内での市場価値は高まり、転職や独立などの武器となります。

また、「実力主義の世界で鍛えられる」という良さがあります。

外資系では社歴や年齢に関係なく、仕事の結果でシビアに評価されるため、若手のうちから緊張感を持って仕事をするうちに、自然と力がついていきます。

そして、そのような世界で勝ち抜いてきた、向上心のある上司や同僚も周りに多いため、仕事をする上で見本となったり良いアドバイスをくれたりする仲間がきっと見つかるはずです。

また、ビジネスそのものの面白さとして「技術の変化と進化が速い」という点が上げられます。

新しい技術や概念が次々と登場してくるため、日々の勉強は欠かせません。自然と先端技術の知識は身につけられます。

同じことを繰り返していくような仕事はあまり無く、常に新しいことを学んで自分を進化させていく姿勢が求められます。組織の変化のスピードも早いため、良くも悪くも仕事に飽きてしまうことはないでしょう。

こういった、新しい技術を取り入れてお客さんに提案したり、仲間と協力してプロジェクトを進めていく仕事はやりがいがあります。大きな金額の仕事や、社会的なインパクトの大きいビジネスに関わるチャンスもあるため、成長の機会は大いにあります。

以上、外資系IT企業をオススメする理由を紹介させて頂きました。この業界に関心がある、業界で働くことを目指している皆さんの参考になれば幸いです!😇

「外資系IT企業にどうやって転職すればいいのか?」についてはこちらの記事をどうぞ

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