「業界の中の人」が教えるオススメ転職サービス

転職活動の強い味方として、求人情報をチェックしたりスカウトメールを受け取ることができる転職サイトや、転職先の紹介やアドバイスをくれる転職エージェントがあります。

転職サービスは種類が多すぎて何を使ったらいいか分からない。。

このような方のために、業界歴10年以上の「中の人」である私がオススメする転職サービスや、その賢い使い方をお教えします。

結論から言うと、転職サイトとしてLinkedInビズリーチ、転職エージェントして「業界特化型」の会社への登録をオススメします。

目次

転職サイト

まずは「転職サイト」に関してです。転職に向けた情報収集の第一歩は転職サイトに登録すること。

転職サイトで出来ることは以下の通りです。

  • 自分の経歴やスキルをプロフィールとして登録する
  • 転職エージェントや企業の採用担当からスカウトを受けられる
  • 業界の求人情報を検索により探すことができる

転職サイトには、リクナビやDODAなど、様々なサービスがありますが、外資ITへの転職希望者が登録すべきなのは、LinkedInビズリーチです。

LinkedIn

LinkedInは、厳密には「転職サイト」ではなく、「ビジネス向け版のFacebook」といった位置づけのSNSで、世界で広く普及しています。

日本では、特に外資IT業界の人たちはほとんどの人が登録していると言ってもいいサービスです。

外資ITの世界では名刺代わりと言ってもいいサービスで、業界への転職活動においても基本になるので、必ず登録するべきですね。(無料)

ビズリーチ

LinkedInは、外資IT転職希望者は必ず登録すべきサービスなのですが、一方で求人情報が英語だったり、スカウトメールも英語で来たりするので、英語が苦手な方はとっつきにくいかもしれません。

そこで役立つのがビズリーチです。

ビズリーチは、日本企業の求人はもちろん、外資系企業の求人も多く掲載されていますし、何より外資系IT企業の採用チームがビズリーチを通じて積極的に採用活動を行っています。

ビズリーチに登録して、スカウトメールを待つことは、「自分の市場価値を確認する」ことにも役立ちます。

自分の経験やスキルがどれだけ評価されるのか?確認してみるだけでも登録する価値はあるでしょう。

LinkedInとビズリーチで出来ることは、ほとんど同じですが、求人内容やスカウトメッセージの内容が両者で違うので、外資ITへの転職希望者は両方に登録しておくべきです(こちらも無料)

私個人としては、LinkedInがもっぱら同じ外資ITからの誘いばかりなのに対し、ビズリーチは日系のスタートアップからも声がかかったりする所が面白いです。

二つに登録しておくことで、広く転職の機会を見つけることができるはずです。

転職エージェント

ここまで紹介した二つの転職サイトに登録をしておけば、外資ITの求人はだいたいチェックできますし、登録しておくだけで、エージェントや採用担当からスカウトメールが届きます。

ただし、「現時点で経験が浅い人、スキルが不足している人」については、登録して待っていてもスカウトメールが届かないケースがあります。この場合、自分で「転職の相談先」を見つける必要があります。

そんな時に役立つのが転職エージェントです。

誰もが知っている大手の転職エージェントですと、リクルートエージェントやマイナビエージェントなどがありますが、これら大手の「総合型エージェント」はあまりオススメしません。

なぜかと言うと、これらの「総合型エージェント」の場合、必ずしも、外資IT業界に特化した専門的な知見を持っていない場合があるからです。

もちろん、人によっては業界に詳しい方もいますが、私の経験上、当たり外れが激しいです。

外資系ITは変化が早く専門性が高い業界なので、質の高いアドバイスを受けるためには業界の知見や経験が必要です。

よって、どうせ登録するのであれば「業界特化型エージェント」つまり、「外資ITの専門チームを持った転職エージェント」に相談するようにしましょう。業界事情に詳しい担当者に相談することが出来ますし、外資系の求人の数も多いです。

「業界特化型の転職エージェント」は、小規模な会社を含めると、それこそ無数に存在しますが、初めての場合は、やはりある程度、大きめの会社を選んだ方が安心感はあります。

私のオススメは、「JAC Recruitment」「エンワールド」の二社です。

いずれも、外資系に特化した専門チームがあり、案件は豊富、エージェントも経験豊富な方が揃っています。顧客満足度も両社、非常に高く、安心して使うことが出来ます。

まず「JAC Recruitment」は、ロンドン発祥の日系転職エージェントということで、外資系企業の求人に強みを持っています。

外資IT業界出身の方も多く、私が相談した際も、外資IT出身の方に担当してもらい、非常に話が早かったですね。

そして、「エンワールド」は、大手人材会社「エン・ジャパン」のグループ会社で、グローバル人材の篆書甲子園サービスに特化した会社です。

業界に特化した企業だけあって、しっかりとした専門性を持った人が多いため、こちらもオススメです。

いずれも登録だけなら無料なので、「とりあえず話を聞いてみる」くらいの手軽な気持ちで一度面談をしてみるのが良いと思います。

また、エージェントによって、転職のアドバイスは結構違う場合もあるので、複数のエージェントに登録してみて、話を聞いてみると視野が広がります。

  • 自分の市場価値はどれくらいか?
  • 現時点で受けられる求人はあるか?
  • スキル不足をどうやって埋められるか?

このようなことを判断、確認する上で、転職エージェントは強い味方になるはずです。

転職サービスを使う時の心構え

さて、ここまでで私がオススメする転職サービスを紹介してきましたが、これらのサービスを使う際の心構えがあります。

転職サービスを遠慮せずに使い倒す!

この一言をぜひ皆さん肝に銘じて欲しいです。

転職の相談に乗っている時にこのようなことを言う方がいます。

まだ転職するか決まってないのに登録していいのかな。。

あのですね、、全く問題ないです!!

むしろ、私たちは転職サービスを「転職をするかどうか判断するための情報収集」のために使うべきなのです。

私も、全く転職する意思はなくても、月に1回くらいは転職エージェントと会話して、業界の動向をウォッチしています笑

転職サイトを使ったり、転職エージェントと面談したからといって、「転職しなければいけない」ということは全くありません。

転職サービスは「情報を集めるための手段」として使い倒した方がトクです。タダで情報が集められるので、こんなに有り難いことはありません。

そして、タダでサービスを使い倒し、面談の時間をもらうことに罪悪感を感じる必要はありません。

なぜなら、転職エージェントからしてみても、サービスを「情報を集めるための手段」として使ってもらえることを歓迎しているからです。

たとえ、あなたが結果的に転職しなかったとしても、「登録者が増えるだけで自社サービスの価値が上がる」からです。

「登録者が多い転職サービス」に企業側も求人を出したいですよね?

この理屈で、転職サイトやエージェントは少しでも登録してもらえる人を増やしたいのです。

ですので、転職するかどうか、否かに関わらず、様々な転職サービスを大いに使い倒しましょう。

そして、情報を効率的に集めて、賢く転職活動をしていきましょう。

皆さんの転職活動を応援しています!

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